ロビンフット靴店とのコラボ企画:おうちでできる、足から元気になるエクササイズシリーズです。
外出自粛の日が続きます。どうしても運動量が減るので、ますます身体はドンヨリ。無理やり大きなアクションで喝を入れるのもいいですが、それは身体の目をさましてから。
フトンの上で目が覚めたら、じわじわと身体も目覚めさせてあげましょう。
本日のご紹介エクササイズは
寝たままで、フトン踏み
前回は、寝たまま足裏で空気を踏みました。
今回は膝を立てて、足裏は(空気ではなく)フトンを踏みます。
踏んだときに、じわーっと足裏(とくにカカト)に重心をのせると、自然にお尻が浮いてくるかもしれません。
でも、お尻をあげよう!と思わないでください。
あくまでも重心を足にあずけた結果としてお尻が浮いてくるかんじです。お尻あげを目指してしまうと、使う筋肉が違ってきて、せっかくの体幹への働きかけが途切れることになりがちなんです。
そうなると今度は
あれ〜?お尻が全然浮き上がらない!
ということがあるかもしれませんが、ぜんぜんオッケーです👌
あげることが目的ではなく、足に重心をのせて、身体のほかの部分はそれに任せてついてくる状態になるのが目的なので。
でもそれじゃあなんだか、傍目に
「いったい何やってるの?」
的なツマラなさが…
という、気持ちはよーくわかります。私でもそう思います。が、見た目はどうでもいいわけです。自分のために、じーっと身体によりそってってあげましょう。
さて、お尻があがるあがらない問題はおいといて…
あとはオマケです。
手を天井に。
お尻も肩も浮いたなと感じたら、肩から順番におろします。
これは、身体を起こして足のうえに全体重をのっける(つまり「立つ」)前に、足に重心をしっかりのせる感じをつかんでみる練習にもなります。
立っている時には、すでに足に重心がかかっています。でも、歩いたり、片足立ちになったときに、片足だけにしっかりのるのは、意外にむずかしいものです。
両足があるからなんとなく、お互いにかばいあって頼りあって、その分、じつは、片足でまかなうべき仕事をもう片方がつい手伝ってしまったりということが、けっこうあります。
そんな時には股関節も固まってしまったりして、片足ずつの実力以上のことをがんばろうとすると、結果的に腰痛が出たり、あちこちに支障が。
片足の実力を知っておくためにも、寝たままで片足立ち(みたいなもんです、コレ)ぜひお試しください。
慣れてくると、じんわりと腰回り〜背中〜肩のあたりまでが「ソフトぽきぽき」状態を体験できるかもしれませんよ〜(^-^)